2010年1月10日日曜日

ThinkPad スペック表の読み方 (ディスプレイ編)

ThinkPadのサイト を見ていていつも思うのがスペックの説明不足。玄人向けなのかと思いますが、かれこれ10年間ThinkPadを使っている私でも、あれ?なんだっけこれ?と思うことが少なからず。

というわけで用語をまとめてみたいと思います。まずはディスプレイ編。


用語 説明
VibrantView 光沢仕上げのこと。最近流行のテカテカしてるディスプレイです。SLシリーズなどに採用されています。
参考画像⇒
16:9
16:10
4:3
画面の縦横比です。
4:3 : ワイドじゃないディスプレイです。ThinkPadはすべてワイドに切り替わったので現行ラインアップには存在しません(X61系が最後)。業界的に生産自体がほぼ終了のようなので復活はなさそうですが、未だ根強いファン多し。
16:10 : 一般的なワイド・ディスプレイです。いわゆる第3世代ThinkPad (X200/s, T400/500, R400/R500, W500など)に採用されています。
16:9 : 16:9 をさらに横長にしたものです。地デジなどがこの縦横比なので、AVノートと言われるマシンに良く採用されます。ThinkPad では SL410, SL510, X100e などに採用されています。
HD High Definition(ハイディフニッション)の略で、高解像度(高精細・高画質)のこと・・・なのですが、ThinkPadのスペック表では 1366x768ピクセル の解像度を意味しています。SL410/SL510, X100e, Edge などで採用。
LED
バックライト
液晶ディスプレイを明るくするための光源(バックライト)にLEDを採用したもの。従来の蛍光灯タイプ(CCFL)と比較して、消費電力が少なく、ガラスが使われていないため堅牢性にも優れている&単一光源のため色の再現性が高いと言われています。X200sなどでLED WXGA+が人気があるのは、高解像度だけでなくこのようにモバイルに適しているという理由もあるのです。
半面、CCFLに対する欠点として寿命が短い、暗いということが言われていますが、技術の向上でだいぶ解決しつつあるようです。
CCFL 冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp)のこと。LED以前のディスプレイに採用されています。
解像度 XGA : 1024x768 : X61, T61 など旧機種の一般的な解像度
WXGA 1280x800 : X200, T400 などワイド画面採用機種の一般的な解像度
HD 1366x768 : SL410, SL510, X100e, Edge などで標準。
WXGA+ 1440×900 : X301, T400s などで標準。その他の機種もカスタマイズで選べたり。
WSXGA+ 1680x1050 : R500, T500, W500 など15インチモデルで選べるようです。
WUXGA 1920x1200 : 今のところ W シリーズのみで選べる超高解像度。
エンハンスド・マルチタッチ/マルチビュー ペンでも指でも操作できる(マルチタッチ)、視野角が広い(マルチビュー)という意味だそうです。マルチタッチは、X200 TabletT400sで選べます。

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